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風疹とその予防接種
風疹とは
風疹ウイルスによって生ずる急性感染症で、昨年暮れから現在まで流行っています。さらに今後、大流行の恐れがあります。
感染すると発熱、皮膚の小さな紅斑や紅色丘疹、リンパ節腫脹などがみられます。麻疹や薬疹などほかの皮膚病との鑑別が難しい場合もあり、血液検査で確定診断をします。
風疹に対する免疫が不十分な妊婦が感染すると胎児が風疹ウイルスに感染し、難聴、心疾患、白内障、精神運動発達遅滞などの障害を持った、いわゆる先天性風疹症候群児が出生する可能性があります。特に妊娠12週以内の感染の場合に危険性が高いといわれています。
風疹ワクチン
風疹ワクチン接種により病原体に対する免疫をもつことができ、感染予防ができます。多くの人が予防接種で免疫を持つことによって社会全体として病気の流行を抑える作用があります。
特に妊娠希望のカップルでは女性はもとより男性も相手に移さないために、妊娠前に予防接種をし、将来生まれてくる子供を感染から守るのが大切です。
風疹予防接種の費用は健康保険ではできません。
風疹単抗原ワクチン 3,000円(税込)
麻疹風疹混合ワクチン 6,000円(税込)
19歳以上の港区民には費用は助成されます。
予防接種は予約制ですので電話で予約してください。